いろんなもの、はきだすところ

女の子のアイドルとコスメをこよなく愛する87年生まれのWEBプロデューサーの記録。役に立つかはわからないけど、一生懸命息してる。

公開日にメットガラ見たけど、好きすぎてもう一回見にいった話。

 

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お洋服が好きな人にはたまらない

そんな映画が4/15に公開となったメットガラ。私はお洋服の専門家でもないし、ファッションに携わる仕事をしているわけでもない。でも、そんなただの素人洋服好きがワクワクするような要素がたくさん詰まっているドキュメンタリー映画だった。

それと同時に、主人公となるアンドリュー・ボルトンさんの仕事ぶりに、真似をしたくなる部分がたくさんあった。好きなものの、興味があるものを、どうやって周りを巻き込んで実現していくのか、それが90分を通して見える映画でもあったと思う。

 

メットガラとは?

メットガラとは、毎年5月の第1月曜に行われるNYメトロポリタン美術館で開かれるファッションとアートのイベントのこと。VOUGE編集長である、アナ・ウィンターが主催し、そこで集められた収益はメトロポリタン美術館服飾部門の1年間の活動資金となるというものらしい。恥ずかしながら、この映画をきっかけに初めて知ったのです。

 

映画を見て感じたこと

ただただわくわくしすぎて興奮してちゃんと覚えてなかったりするんだけども、振り返ってみるとこうだったなってことをまとめておこうと思う。

  • メットの衣装部門のメンバーの感嘆の声
  • 印象的なところ
  • 見ることで自分が変わったこと

メットの衣装部門のメンバーの感嘆の声

展覧会開催にあたって、その年のテーマとなる衣装を世界の各ブランドやデザイナーから取り寄せる。その取り寄せた服が入っている箱を丁寧に開け、衣装を取り出すときに思わずため息にも近いような「わお...」という感嘆の声が漏れるシーンがある。それがもうたまらなく幸せな気持ちにさせてくれる。

お洋服をみて、普段そんなにため息をつくような声をあげることってないがゆえに、それだけデザインであったり、その質感や縫製が素晴らしいものということだと思うし、そんなお洋服を一度手にしてみたいなという気持ちにさせてくれる。見てるだけで、その幸せな感無量といった気持ちが伝わってくるそんなシーンだった。

 

印象的なところ

どんなお洋服であっても、その服を着ることでその着た人がその服の主人公になる。これまでは、こういう自分に見られたいから、こういう服をチョイスして着るという概念しかもっていなかった。自分がどれだけ、自分の意図する通りに見せられるかが大事だと思っていた。

でも、その服の主人公になるということは、これまでの自分とは逆の概念なのではないかと思うのです。あくまで服が主体で、着る人がその服の思いになりきる。似ているけど、実は真逆なんじゃないかと思って、新しい視点だった。もちろんデザイナーさんなど人によっても考え方は違うと思うけれども。

人によって違うと言えば、ファッションはアートなのか否かというところも、人によって意見が分かれるところだった。美術館にあるもの=アート、だからMETにあるものはアートなのかなと最初見始めたときに思ったけれども、私はどんなお洋服であってもアートになりうるものだと思うし、常にアートを身に着けて過ごしているんだくらいの気持ちをもって、そう思えるお洋服を選んで日々を過ごしていきたいととても感じた。

 

見ることで自分がかわったこと

だからというわけではないけれども、見てる最中からすごく思ったことが一つある。それは、「自分が今もっているお洋服をもっと大事に扱おう」ということ。丁寧にハンガーにかけたり、眠いからといってその辺にぽーんとしてしまうのではなくて、1個1個をもっと大切に扱って、手入れをしていきたいなと、すごく強く思った。

そして、帰って早速実践しているのであるw ニットの扱い方とか、もっと勉強してしっかり管理できるようにしていきたいな。

 

まとめ

普段映画をみて、色んな感情を持つけれども、わくわくしたり、こんなにもものを大事にしようとか、生活の中の色んな感情をわきあがらせて学ばせてくれた映画はなかなかないと思う。やっぱり私はドキュメンタリーが好きだ。

実は公開日の有楽町の初回に足を運んだものの、まさかの翌日に今度は渋谷で見ることに。まさかの2日連続で同じものを見ることになるとは思わなかった。が、すごくMETに関しての知識も深まったし、やっぱり何事も事前の予備知識を入れられるならたくさん入れて行ったほうが、より理解して楽しめるんだなと思った(最初にみてわからなかったものを、帰ってからめっちゃ調べたから2回目はすごい色々しっくりきたりしていたというメリットがね、あったのですよ)。

 

今年のメットガラ

5/1に行われた今年は「川久保玲/コム デ ギャルソン」展とのことで、日本の方ということもあって、妙に親近感も覚えて、映画をみた直後ということもあり、ただただ見に行きたい。夏休みはNYに行きたい。本当に行きたい。9/4までだから、地味にワンチャンあるんじゃないかと思ってたりしている。

 

こうやって、知らない世界をまた知れること、そこから日常に活かせるものがあることはとても幸せなことなんだな。きっと。