想定外に行き着いた(エンゲル係数高い)おしゃれカフェ
本来ならきっとこころを目当てにみんなやってくることが多いはず。でも、この日はたまたま別に行こうとしていたタルトの食べ放題にありつけず、キルフェボンは180分待ちというカオスな状況の中で、エンゲル係数をあげてでも満足の行くカフェに行こう。そんなことから、友人4人とここにたどり着いた。
その名も、「Cafe Dior by Pierreherme」。場所は銀座のど真ん中、GINZASIX。なんだかんだ週3回は横を通るけど、ほとんど中に入ることのない場所。今回はそんなギンザシックスに思いもよらぬ形で足を運ぶことになった。
このカフェは、2017年にオープンしたカフェ。ピエールエルメが全面監修をしているみたい。ナイフなどのシルバーにはDiorの文字が入っていたから、食器周りは全てDiorから提供をされていて、食べる側が全部ピエールエルメが運営主体なんじゃないかなと思った。お店の名刺に載っている連絡先のドメインは、ディオール側ではなくて、ピエールエルメ側だったから。おしゃれとおしゃれの融合。
味も大きさも見た目もサイコー。
日曜日の夕方4時頃ということもあって、前に待っているお客さんは4組ほど。ちょうど空いた席などもあったこともあり、待ち時間は30分弱くらい。キルフェボンに比べたら全然良き。
メニューはアフタヌーンティーのセットだったり、スイーツを単品で頼めたりなど色々。ただしエンゲル係数はとてつもない。ドリンクは1,000円〜だし、この下の写真のスイーツは軒並み2500円以上(!)。そして、サーニス料は13%かかる。
一見、文句の垂れ流しのようにみえるかもしれないが、本当に本当に大満足!これは一度は自分の舌で味わうべき、素晴らしき作品だとおもう。もはや作品。
メニューは全部iPadで写真を撮り忘れてしまったので、メニュー名はどれもわからない!やってしまった。。。
私がメインで頼んだいちごのタルト。タルトというよりかは、厳密にはパイっぽくてミルフィーユのような感じかも。その生地の上にはマスカルポーネクリームが乗っていて、さらにその上にたくさんのいちご。オレンジのキャラメリゼしているものがサラッと乗っていたりして、大人な味わい。
イスパハンのメレンゲスイーツ。器が全てメレンゲでできていて、その中にライチの実やイスパハンのアイスなどが入ってる。上のクリームも美味しい。ただただ可愛くて、一番見た目のインパクトは大きいものだったかもしれない。待ってる間に一番惹かれたのはこれだった。
モンブラン。地味にこれが一番おいしいと思ってしまったw次もし行く機会があったとしたら、私はこれを頼むと思う。栗の味がしっかりしていて、お酒も効いていて完全に大人な味だった。下のメレンゲ、これが思いのほかボリューミーかつ味がしっかりめについていて、意外だった。これはめちゃめちゃおいしい。
濃厚ーーーーーー!なチョコレートスイーツ。間に入ってるチョコレートアイスクリームをどう食べれば良いのか店員さんに聞いてみたところ、これは端っこから切って行くのではなく、もう真ん中から一気に切っていった方が崩れずに、全部を美味しく頂けるとのこと。本当にそうだった。
私はイスパハンのフレーバーティーの大きなポットの方を2人でいただいた。他にもスムージーとかいろいろと美味しそうなものあったけれども、なかなか口が甘くなりそうな予感もしたので、このチョイスで大正解。思いのほか量もあるので、長く楽しめると思う。
左側にあるフィナンシェは、ドリンクを頼むとついてくるものみたい。
最近、色々食べていたケーキとか外れ系が多かったから、本当に久々においしいものをいただけて幸せ。スイーツ食べて、唸るの久々。
どこから入るの?銀座DEダンジョン
正直食べログの口コミ欄をみていたので困ることはなかったけれども、着いて実際に向かうとなると「これは迷うわ」となる。GINZA SIXの4Fとなっているものの、これを文字通り捉えてはいけない。GINZA SIXに入って4階に向かっても、店舗にはたどり着けないのです。
じゃあ、どうやっていくのか。GINZA SIXの中央通り側の新橋寄りに、Diorの路面店があるのです。まさかのそこから入り、入った正面右横にあるエレベーターに乗って4階まで行くとようやくたどり着けるのです。なんというダンジョン。なんだかんだこの歳になっても、ブランドのお店(しかも路面店)にいく機会なんぞそうそうないので、この路面店の扉を開けるというところにまず最初の難関があったけれども、そこは気にせずに扉をあけてほしい。
開けてほしいとかいってるけど、ドアマンの方がいらっしゃるから、厳密にはあけてくれるんだけどね…。
値段も含めてなかなかハードル感のある、CafeDior。でも、一度行って体験をしてしまうと、もう病みつきになってしまう!それくらい、舌も心も虜になってしまう場所なのでした。