いろんなもの、はきだすところ

女の子のアイドルとコスメをこよなく愛する87年生まれのWEBプロデューサーの記録。役に立つかはわからないけど、一生懸命息してる。

SKE48のドキュメンタリー映画「アイドル」をみてきた

 

 

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タイトルだけ見たらなんの映画?って思ったのが最初。映画.comのアプリでザッピングしてて見つけた。実は、これはSKE48のドキュメンタリー。48系のドキュメンタリーって、「ドキュメンタリーof〜」のパターンが多いイメージがあったのでタイトルだけだと全く気づかなかった。


以下は、SKEの曲でちゃんとわかるのが「賛成カワイイ」までのドルヲタによる感想です。


見終わって感じた所感としては、大きくこの3つ。

  1. 思ったよりもよかった!
  2. エモさぱない。
  3. 下降と上昇とこれから

 

思ったよりも良かったその理由とは

なんでだろーって思って帰りの電車で考えてたんだけど、思いのほかあっさりしてたんだよね。それがよかった!これまでのドキュメンタリーは、AKBしかり、乃木坂しかり、所々涙はするけど結構重くて途中でお腹いっぱいになりがちだった印象が強かったんだよね。
でも、この「アイドル」は比較的淡々と今年に入ってからの様子を伝えてくれる感じで、作られた感が弱くて、すっと見れた。もちろん各々の苦悩だったり、考えてることは伝わるんだけどね。だからこそライト層でも楽しめると思うし、ガチヲタの人でも裏側が見えるから楽しめるのではないかなと感じてる。

 

どうしても穿った見方をしてしまう癖があるので、珠理奈アゲ感は否めないなって思ってしまったのも事実。でも、一連の総選挙やその前後の珠理奈の叩かれ具合とか言動とかが取り上げられてすごいディスられてたけど、この映画を見たことによって、「そういう背景があったのか」っていうのは、ものすごくスッと入ってきて理解はすごくできたのも事実。だから私自身としては観てよかった。報道だけだったらちょっと嫌いになりそうだったけど、状況から考えて仕方ないし、気持ちもわかるなって思ってしまった。

 

会社とかでもあると思うんだ、こういうの。って思われるような内容。うまく周りに伝えられないからこそ、抱え込んでしまって、気づいたときには爆発してしまい、どうしようもできないこととかあると思う。それに近い感じだなって思って、やっぱり片面からだけの報道には気をつけようっていう気持ちにもちょっとなった。


一連のいろんな報道などがある中で、一緒にいるからこそ理解しようとして各々が頑張ろうとするSKEメンバーはすごいなあと。正直最初のほうは、「え、そんなにかばう?」って感じで観てたの。でも、どうやらおだてるとか、かばうとかじゃなくて本心で言ってるなっていう部分も見えてきた。その分、珠理奈依存のSKEなんだなっていうのも浮き彫りになっているような気もした。

 

エモさはんぱない昔の映像たちと、下降と上昇とこれから

そうなっちゃってるのもきっと卒業が立て続いているのも要因かなと。10周年ってことでこの映画企画があったんだと思うけど、エモさがハンパなかった。それは曲もそうだし、そこに映ってるメンバーが懐かしすぎた。

 

青空片想いとか

 

ごめんね、SUMMERとか

 

パレオはエメラルドとか

この3曲は本当に好きすぎてめっちゃ聴いてたな…。正直今いるメンバーでわかるほうが、数少ない。こっちに映ってるメンバーのほうがはるかに名前を言える。そう考えると私の中でのSKEの時間は止まっちゃってるんだなっていうのをヒシヒシと感じてしまった。

(そういや、谷ちゃんとか鈴蘭ちゃんとか全然映ってなかったな…。見逃してるだけ…?)

 

同時に映画の中で、CDの売上がめちゃ下がっているということをグラフで出すシーンがあったのです。SKEの時代が終わったって言われてた由縁はここにあったのかということも知った。仕事が一気に減ったとか、SKEでもあるんだなと。確かに、SKE終わったって言われ始めたっていう時期はたしかに私がもう新メンバーの名前とかを全然追えなくなっちゃったタイミングでもあって、なんとなく重なるよね。

 

でもそこで下がっていくことに甘んじるのではなくて、何をしたらいいのか、何ができるのかというのをいわゆる全盛期を知っているメンバーたちが色んなことに取り組もうとしている姿にとても共感した。恐らく我々ヲタクの想像を絶するくらい、全盛期と今とではいろんなところに差があるんだと思う。その差は劇中からもなんとなく察することはできるけれども、きっと我々がわかるよ〜って言ってもそんなんじゃ足りないくらい、大変なのだと思う。

 

節目の年を迎えて、すごく色々な苦悩が見え隠れする状態で終わったこともあって、少し不完全燃焼な部分があるのは正直なところ。だけど、それで終わったからこそ、ちょっとこれからのSKEを追いかけてみたいなって思う部分もあった。劇中で取り上げられる比較的若手のメンバーとかも名前を結構覚えられたので、楽しみはなんとなく増えそうな予感。やっぱり、知ってるのと知らないとではその差はかなりあるよね。当たり前だけど。

 

東武練馬はSKEジャック!!
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ほかの映画館いってないからわからないけど、東武練馬はこんな感じでスクリーンの入り口に昨日来たメンバーのサインが置いてあったり。


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チケットのもぎりのあとに、パネルがたくさん並んでいたりと、気合入ってる。
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こんな感じ。
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なにげにすごいよね。
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俯瞰でも撮っておけばよかったな…。

 

それにしてもこの映画、関東のみならず中部地方でもそんなに上映されてないっていう…。そんなに人気ないのSKE!ってちょっと思ってしまった。これ先週金曜日公開よね…!?

関東は、池袋のシネリーブルと東武練馬のイオンシネマ。あと、海浜幕張イオンシネマのみ。さすがに少なくない…?中部地方、それこそSKEのお膝元の愛知県もそんなにたくさんの箇所では上映されていないみたいで拍子抜け。そんなもんなのかな…?

 

なんとなく今、AKB本体よりも地方の姉妹グループのほうが盛り上がってる印象はあった。NGTしかり、HKTしかり。NMBは個人仕事が多い子の印象も強いし。そんな中で総選挙でワンツーを飾ったSKEがこれからどんな動きを見せてくれるのか、どんな巻き返しを図っていくのか。映画から感化されたことによって、私はちょっと気になり始めています。

 

完全に映画にしてやられたり笑。