いろんなもの、はきだすところ

女の子のアイドルとコスメをこよなく愛する87年生まれのWEBプロデューサーの記録。役に立つかはわからないけど、一生懸命息してる。

ローマイヤから溢れ出す、18年前の記憶

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先日の日曜日のお話。途中まで書いていたけど、アップできていなかったので中途半端なタイミングだけれども放出。

アイドルの話でも、コスメの話しでもない、ただの思い出話。

 

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久々に向き合って書きたいなと思ったけど、パソコン開くまでじゃないし、今日はもうお薬も飲んでしまったしなということで、10分くらいでなんとかしなけれなならないコンテンツになりますが、どうぞお付き合いをいただけますと幸いです。

 

今日は午後から北千住をうろうろしていました。深い理由はありません。

ただのひまつぶしと、推しのアイドルグループちゃんたちが軒並み大阪のイベントマワループへの出演が多かったことからアイドルの現場に行くことを断念をしたのでした。ま、もうすぐミラミラとバチュンのワンマンあるし、我慢しましょう。

 

そんなことをしているうちに、丸井のお肉売り場付近にて。ローマイヤの名のついたソーセージを発見。

私の中でローマイヤと言ったら、ハチミツとクローバーに出てくる結構冒頭で卒業しちゃう先輩が浮かぶ。お肉屋さんでアルバイトをしていて、余っている高級な肉とかを分け与えてくれるすんんんんんごく慕われてるアニキ。

 

そこから妙にハチクロのことを思い出してしまった。

大学の授業では日本文化の一つであるマンガをテーマに、好きなマンガを読んで感想を書くといったレポートがあった。今思うとめちゃめちゃ楽な授業。

その時ハチクロを選び、三鷹のブックオフで全巻買って、総武線各駅停車で津田沼まで一気に読み切った記憶がある。それくらいめちゃめちゃおもしろかったし、きゅんきゅんした。キュン死にの私の原点は、拗らせるところ含めここが原点なんじゃないかなっておもうほど。そもそもそれまでマンガもあまり読まないタイプだったけれども、ハチクロが大好きになった。

ハチクロをしっかりと認識したのは、マンガが映画化されたとき。映画はビジュアルも含め、それぞれのキャラクターが原作にかなり忠実に演じられていて、それで話題化されていたのもあったと思う。

2006年7月に浪人生ながらイクスピアリにいって大満足してから帰ったことが未だ鮮明に蘇るほど。もうあれから18年も経つのに。え、18年?やばくね?

 

あまりに早口で喋るものだら、夫からは「何がそこまでよかったのさ、珍しい」とまで言われる始末。

でもですね、映画の前評判の通り世界観が忠実なような気がしていたこと(マンガみたことないのにw)、「叶わぬものって少なからずあるよね。でもみんななんかもがいて頑張ってるんだよね」ということをその時の自分に重ねたこと、そして「美術の世界に行くとかは」抜きにして天真爛漫な主人公のもと「こうなってみたいのかなあ。こういう大学生活を送ってみたかったんだろうなあ」といまなら思う。

原作もみたことなかったのに、大学生活に恋焦がれる浪人生の私は、半年後本当に訪れるかはまだわからない大学生活の追体験をしたくてすごく興味をもったのかもしれない。さすがにその時の記憶までは思い出せないけれど、18年経ってもうっすらこんなことを思う。

 

わたしは、主人公のはぐちゃんになりたかったけれども、多分どちらかというとあゆちゃんタイプだった。というか、あれを見た人で、「自分ははぐちゃんだ」と思う人はそういないと思う。むしろみんなあゆちゃんに自分を重ねる気がする。そんなこともないか、竹本くんかもしれないし、真山さんからもしれない。まあ、それはいったん良い。

映画でのあゆちゃんの学校も恋愛もを頑張ろうとする姿にきゅんきゅんして、ずっと感情移入して泣いていた記憶(やばい)。早く大学生になりたかったであろう私。そして、大学生になって読んだマンガも、総武線の中でちょっと泣きながら読んでいた記憶(本当にやばい)。

 

しかしながら、18年も前の浪人中の7月に、エンタメで心躍って、明日からがんばろなんて思わせてくれて、今も鮮明に覚えているものなんて、そうそうにないんじゃなかろうか。

書きためている他の記事がたーーーーーーーくさんあるのに、ローマイヤの文字をみただけで、なんとなく書かなきゃいけない気持ちに苛まれてしまった。

写真は、確か池袋で開催されたようなハチクロの展示イベント。展示内容がとってもよかったし、おそらく図版的なものを展示イベントで買ったのが初めてなはず。それくらい、勝手にめちゃめちゃ思い出がある。どんなにメルカリで本の整理をしても、これだけはずっと手元に残している。

 

最近は『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』という本が流行っているし(ちゃっかり読んでいる。とても面白い)、この本を読むまではマンガすらも遠ざかっていた。

でも、ちょっともう一回作品を読みたいなあと思ったし、そうやって読んだものの感想や気持ちをしたためることって、人間の営みの中で大事だよなあって改めて感じた。

全てはローマイヤのおかげ。ありがとうローマイヤ(でも買ってない)。あふれだすよね、だってローマイヤだもん(肉汁)